「整理」ペインを使用する

「整理」ペインは ACDSee 写真館 8 Mac用 の中で最も便利なペインの1つで、ファイルの整理、検索や管理に必要なツールを数多く搭載しています。

「整理」ペインが表示されていない場合、「表示」>「整理」ペインをクリックして開きます。

すばやくファイルを見つけたいときは、「整理」ペインを利用しましょう。該当のカテゴリや重要度をクリックすると、それが割り当てられているファイルすべてを見ることができます。例えば、「整理」ペインのカテゴリにあるアルバムをクリックすると、「アルバム」というカテゴリを割り当てられた画像がすべて「ファイル一覧」ペインに表示されます。「ファイル一覧」ペインにそれまで表示されていた一覧に戻る場合は、戻るボタンまたはフォルダペインのフォルダをクリックします。「整理」ペインにあるイメージウェルを選択すると、データベースにあるカタログ化された画像が ACDSee 写真館 8 Mac用 表示されます。

整理ペインを使用して、カテゴリ、キーワード、ラベル、または重要度を割り当てることもできます。カテゴリとキーワードの場合は、選択したファイルを選択してから、整理ペインでファイルを追加するカテゴリまたはキーワードのボックスにチェックを入れることができます。選択したファイルを整理ペインのカテゴリまたはキーワードにドラッグアンドドロップすることもできます。このドラッグアンドドロップ方法は、ラベルと重要度にも使えます。

カテゴリ

カテゴリは、ユーザーが覚えやすい、わかりやすい形でファイルを整理するためのものです。ファイルにカテゴリを適用しても、そのファイルがフォルダから移動されたり、コピーが作成されることはありません。カテゴリはユーザーの希望にあわせてシンプルあるいは複雑に設定することができ、カテゴリの名前もユーザーが指定することができます。「ファイル一覧」 ペインでファイルを選択して、割り当てたいカテゴリまでそのファイルをドラッグします。ファイルがカテゴリに分類されると、カテゴリ別に検索および並べ替えができます。カテゴリが割り当てられているファイルには、ファイル一覧のサムネイル上にというアイコンが表示されます。カテゴリセットと呼ばれる関連カテゴリのグループを作成することもできます。カテゴリをイベントまたは関心のある領域に分割して、ワークフローを合理化することができます。 カテゴリを管理する およびカテゴリと重要度を設定するを参照してください。

 

  • 既定のカテゴリを Ctrl + クリックして、カテゴリを作成および削除、または名前を変更することができます。
  • 「プロパティ」ペインのカテゴリを使って複数のファイルに複数のカテゴリを割り当てることもかんたんです。

重要度

該当の重要度をクリックすると、その重要度が割り当てられているファイルすべてを見ることができます。画像やファイルを「整理」ペインにある重要度に直接ドラッグすれば、1 から 5 までの重要度を適用することができます。ファイルに複数の重要度を適用することはできませんのでご注意ください。重要度が適用されているファイルには、ファイル一覧のサムネイル上にその数字が表示されます。カテゴリと重要度を設定するを参照してください。

カラーラベル

該当のカラーラベルをクリックすると、それが割り当てられているファイルすべてを見ることができます。ラベルセットを作成したら、「整理」ペインにあるラベルに直接ファイルをドラッグして、ラベルを割り当てます。ファイルに複数のラベルを適用することはできませんのでご注意ください。ラベルが付いたファイルには、ファイル一覧のサムネイル上にそのカラーラベルが表示されます。ターコイズ色のラベルは、現在選択しているラベルセット以外のラベルが付いている、という意味です。カラーラベルを割り当てるを参照してください。

カテゴリ、ラベル、重要度を解除するには、Command + クリック を使います。

キーワード

キーワードはファイルを効率的に整理する方法の一つです。階層構造を利用してスマートに整理できます。右クリックのコンテキスト メニューを使用してキーワードを管理するためのグループを使用できます。イメージをキーワードに直接ドラッグしてキーワードを付けます。関連付けを保持する関連キーワードのグループを作成することもできます。これらはキーワードセットと呼ばれます。キーワードの詳細については、 階層キーワードの作成と割り当て を参照してください。

保存済み検索

今後の時間を節約するために、複雑な検索条件を保存できます。これらは、「整理」ペインの「保存済み検索条件」グループに保持されます。この領域では、再実行する検索を選択したり、不要な検索条件を削除したりすることができます。「保存済み検索条件」領域を使用して、保存済み検索を新規作成することもできます。これは、スマートフォルダのように機能し、いつでもクリックして特定のファイルの組み合わせを一度にすべて表示することができます。検索の保存を参照してください。

スペシャルアイテム

スペシャルアイテムを使用して、データベース内の全画像、カテゴリなしの画像などを素早く表示することができます。次のいずれかを選択します。

  • イメージ ウェル:データベースにカタログ化されているすべての画像を ACDSee 写真館 8 Mac用 表示します。画像コレクションが非常に大きい場合、すべての情報を収集するのに数分かかることがあります。
  • 埋め込み保留中:データベースのデータが変更され、まだファイルに情報が埋め込まれていないすべてのファイルが表示されます。
  • カテゴリなし:データベース内にカタログ化されたファイルで、カテゴリに分類されていないものが表示されます。
  • キーワードなし:データベース内にカタログ化された画像で、ACDSeeキーワードが割り当てられていないものを表示します。
  • タグ:コンピュータ上に格納されているファイルで、タグの付けられているすべてのファイルが表示されます。
  • ビデオ:ACDSeeデータベース内でカタログ化されたすべてのビデオを表示します。ACDSeeでサポートされているビデオフォーマットを検索します。ファイルコレクションが非常に大きい場合、すべての情報を収集するのに数分かかることがあります。

カレンダー

EXIF情報の付いた画像はカレンダーペインにある カレンダー の日付で管理されます。画像に関連付けられた日付を使って、画像やメディアファイルを管理したり参照することができます。日付は年、月、日の順でリストされて、最新の日付が上に表示されます。年および月はそれぞれ展開したり閉じたりできます。

カレンダーの日付をクリックすると、「ファイル一覧」ペインにリストされたこの日付に関係したファイルを見ることができます。日付や重要度、カテゴリの組み合わせを Command + クリックすると、組み合わさった結果が表示されます。

 

対応する EXIF の日付がついた画像がない場合は、カレンダーに日付は表示されていません。

その ACDSee 写真館 8 Mac用 データベース

ファイルに重要度やカテゴリを設定すると、この情報は ACDSee 写真館 8 Mac用 データベースに保存されます。データベースでは、情報は特定のファイルと常に関連付けられています。「プロパティ」ペインを使用 して、キャプションやキーワードなどを ACDSee 写真館 8 Mac用 データベースに追加することも可能です。時間をかけてカテゴリやキーワード、注記などを適用すると、ファイルの検索や整理が楽になります。

イージーセレクト インジケータ

イージーセレクト インジケータは、「フォルダ」ペインと「整理」ペインの左側にある矢印です。イージーセレクト インジケータを使用して複数のフォルダを選択し、「ファイル一覧」ペインにそれらの内容を表示することができます。「整理」ペインでは、イージーセレクト インジケータを使用して、カテゴリ、重要度、カラーラベルの組み合わせを選択することもできます。例えば、重要度1の付けられている画像で 「人物」 カテゴリが適用されているすべての画像など、ユーザーの希望する組み合わせで表示することができます。

イージーセレクト インジケータを使用するには:

フォルダ ペインまたは「整理」ペインで、表示したい各項目の左にあるインジケータを選択します。選択されるとインジケータの方向が変わりますので、項目を確認することができます。

カテゴリや重要度、またそれらのコンビネーションを選択し、条件に一致するファイルがない場合、空白のサムネイルと共にファイル一覧にメッセージが表示されます。ファイルを含んだフォルダに素早く戻るには、「戻る」 をクリックします。

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